今年のバレンタインはどう変わる?
『ニューノーマル時代のバレンタイン』を探ってみた!!

Withコロナ時代で消費者の価値観や意識が大きく変化。また今年の2月の14日は日曜など、2021年のバレンタインはどう変化する?!

画像:ISETAN DOOR「おうちで楽しむ バレンタイン」より

一昨日10都府県で緊急事態宣言の延長が決まり、再び外出自粛やテレワークなどの継続で益々おうち時間が増える中、いよいよ今年のバレンタインデーがやってきます。

いつものバレンタインだと“本命チョコ”に“義理チョコ”、また頑張った自分にちょっと贅沢な“ご褒美チョコ”や友達同士で交わす“友チョコ”など、様々なスタイルのバレンタインが登場してきましたが、このコロナ禍の中で消費者の価値観や意識も大きく変わり、今年のバレンタインにどのような変化・影響がみられるかを探ってみました。

まず最初に・・・

◆ 2021年バレンタインの推計市場規模は約1,050億円

先日、一般社団法人 日本記念日協会から発表された2021年のバレンタインデーの推計市場規模は前年比約20%減の約1,050億円になるそうです。

やはり今年は20%減少と大きく後退を推測していますが、この要因にはコロナ禍によるライフスタイルの変化から、モノ・コトに対する意識や価値観が大きく変化したことがあげられます。さらに今年の2月14日が日曜であることも市場規模を後退させる要因にもなっています。

<2021年バレンタインの推計市場規模減少の要因>

日本記念日協会では、今年のバレンタイン推計市場規模減少の要因として下記の内容をあげています。

1. 年明けから首都圏の1都3県を対象に広がった緊急事態宣言の延長予測

※1月24日発表のため、文中では延長予測となります。

2. 新型コロナウィルスの感染拡大が収まらず、外出を控える人が増加。

また市場の雰囲気から大々的なイベント告知が打てない。さらに人との出会いがなくなったり、昨今恋愛をしたくない人も増えている。

3. 巣ごもりやテレワークの推進でそれなりに残っていた義理チョコ需要の消失。

さらに今年のバレンタインは日曜日であることも義理チョコ消失の要因に。

4. コロナ禍で収入が減っている人が増えて、バレンタインデーにかけるお金が少なくなる。

今年は高級なものではなくそれなりのものでいいだろうと思っている人が多くなる。もしくは「今年は中止」でもOKか。

5. 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、バレンタインデーに関するメディアの情報が少なくなる。

 

◆ コロナ禍で浮上する新たなバレンタインチョコ

一方、コロナ禍であるからこそ浮上してきたのが医療従事者の方への“応援/支援チョコ”。昨今応援・支援のギフトについてはTVでも呼びかけていますから、その影響も大きいかと思います。

またいまだコロナ禍の渦中にありますが消費者支出に二極化がみられるため、高級、高額なチョコの需要が通常よりも見込めると推測されます。

 

◆ コロナ禍で変化する「食」への価値観…今年のチョコの傾向は?

今年のバレンタインデー チョコレートのキーワードに“オンライン”と“おうち時間”が掲げられます。ゆえにお取り寄せのグルメ志向や家族と楽しむといった流れと運動不足やダイエットなどが先のキーワードの背景に浮かび上がってきます。

また、おうち時間を楽しむひとつに“おうちでこだわり料理”がトレンドとして浮上していますが、今年のバレンタインチョコの市場に関しては “手作りチョコ”があまり見掛けないのも特徴のひとつだといえます。この点については子供と一緒に作るにしても、もっと手の込んだケーキなどで“映える”スイーツ作りへと視線が向けられていると考えられます。ミールキットを扱う企業も今後シーズンイベント向けの「親子で作る本格スイーツ」や「本格パティシエのスイーツレシピ・キット」など、ワンランク上のこだわった提案をされると良いでしょうね。

<今年のバレンタインチョコのトレンド傾向>

1. 健康と味覚へのこだわった素材

健康を気づかってチョコレートを選んでいる人の増加が目立つようになり、カカオポリフェノールに注目した“高カカオ”や“オーガニック”、“低カロリー”といった素材をつかったチョコが増加。またチョコと“発酵”させたフルーツなどを使ったものなどもバリエーションが広がってきています。

2. 産地、地元にこだわった素材を使用

地域への応援・支援といったこともありますが、安全、信頼性といった面でも産地を打ち出したチョコが登場。

3. SDGs、フェアトレードを意識したチョコ

前出にも共通することですが、材料だけでなく、パッケージ(材質)などを含めた社会的貢献に携わっているという意識の高まりから登場。

4. 自宅用の購入増加で、大人だけでなく子供も楽しめるチョコ

説明するまでもなく、作り手(供給側/パティシエ)がチョコの味覚やデザインだけでなく、パッケージなども含めた提案から家族で幸せなおうち時間を楽しむことができる提案も増えたようです。

5. センスが良いパッケージや包装紙、ショップバッグなどバレンタインを演出する副資材へのこだわりがますます拡大

バレンタインチョコの売場を覗くと、商品ひとつ一つのデザインがレベルアップされていることに気付かされます。今年は試食もままならない状況ですから“映え買い”の拡大は確実です。特にアイキャッチとなるパッケージデザインは購入決定の重要なポイントになっています。

 

さて、いよいよ目前に迫るバレンタイン!

一粒のチョコをほおばると、口の中いっぱいにカカオの味と香りで誰しも幸せな気分になりますね。

今年は各社店頭だけでなくオンラインでも販売強化をしていますので、いまからPCやスマホで探しても間に合いますよ。

 

また2月14日は日曜日なので、ついつい義理チョコのようになってしまいがちなお父さんに、ヘルシー&ダイエットのチョコと “ありがとう!”のメッセージカードを添えて贈りましょう。きっといいことが起こるかも!

 

▼ 一般社団法人 日本記念日協会

https://www.kinenbi.gr.jp/

▼ ISETAN DOOR

https://isetandoor.mistore.jp/sc/isetandoor_news