セルフ父の日

父の日のマーケット情報がいろいろと出ています。生命保険会社のアンケートでは7割が贈物として平均予算は5700円。一方、通販サイトでは55%が何も贈らないと回答しています。回答者の年代や性別にも違いはありますが、どちらの数字もしっくり来ない気がします。

歴史的には、母の日があるなら父にも感謝を伝える日を作ることを発案し、数年遅れで制定されたそうです。後付けの感がありますが、どちらも商戦のためではなく、父母を思うあたたかいストーリーが起源となっています。

日本では季節のイベントとして定着したはずの父の日ですが、今ひとつ盛り上がりに欠けています。今年の新しい提案は「セルフ父の日」。百貨店の父さんが自分へのご褒美を買う自己買いをアピールしています。また、通販サイトでは、父さんが家族の喜ぶ食べ物やグッズを用意し、一緒に過ごす時間と感謝の言葉を‘もらいにいく’という逆転の発想を仕掛けています。どちらも商戦の苦肉の策と言ったところでしょうか。

感謝を労う日なのに、すんなりと行かないのには日頃のコミュニケーション不足が影響だと思います。お父さんも子供も忙しく、すれ違いが多い毎日ですが本当に存在が薄い訳ではないと、お父さんが感じて頂ける一日になると良いのですが。

m.o.