芒種

暦の上での梅雨入り、芒種と呼ばれるこの時期は、田植えを始め秋に収穫を迎える穀物や野菜の種をまきます。梅やメロン、さくらんぼなどの果実は美味しさを増してきました。鬱陶しい季節ではありますが、季節らしい天気には先々にもたらす恵を育みます。

昨年の秋、山田紙器の創業100周年のお祝いに、立派な胡蝶蘭の鉢植えをたくさん頂戴しました。その中の一つは実家に引き取ってもらいましたが、お花が終わって半年余り、新しい花芽が出で咲き始めました。頂いた時のような花付きではないものの、家庭で楽しむには充分なボリュームです。

次のお花を咲かせるための説明が付いていたので、その通りに茎を切り出窓に置いて、ほかの鉢植えと同じように水遣りしをしていたそうです。蘭は翌年も咲くものが多いのですが、初めてトライした胡蝶蘭が一年置かずに咲き始めたので、母はとても喜んでいます。咲くことや実ることを楽しみにする気持ちが天気や気温と同様に、植物に元気を与えるのかも知れません。

m.o.