重陽の節句

9月9日は重陽の節句、菊が主役の行事です。菊といえば晩秋の花のイメージですが、旧暦の9月9日は新暦の10月中ごろにあたり、まさに菊が美しい季節でした。季節感のずれからか影が薄くなっていますが、不老長寿や繁栄を願い五節句を締めくくります。

地味なお花の印象ですが、マムと呼ばれる洋花の菊は可愛らしい形で日持ちも良く、明るい雰囲気作りができます。食用菊や菊を象ったお菓子をはじめ、栗や秋茄子など秋の実りを集めれば、身近なものでもお祝膳になります。暑さもひと段落するこの時期に、季節の移り変わりを実感できる機会としてもう少し注目を集めてもいいのではと思います。

この日は姉の誕生日、早速お祝いのメッセージを送ると「いくつになったか考えずにはしゃぎ中」という返信が来ました。めでたく還暦を迎えた彼女は元気に働き、学び、飲んで食べて、人生を楽しんでいます。

m.o.