贈る気持ち、受け取る気持ち

暦の上では立冬を迎えました。ギフトシーズンも本格的になり、商業施設の広告やネット、雑誌でもギフトに関する情報が増えつつあります。

新聞でファッション関連の専門家がギフトの意味を語る対談を見つけました。ギフトはお互いの関係性を構築するものなので、相手が選ばないような物を贈ることで世界が広がると述べています。また、記憶に残るギフトは日頃の付き合いの中にヒントがあり、相手の言葉や行動に注意を払う事で関係性を深めることができると考えています。お互いの関係を確認したり、続けていく事に意味を与えるギフトは、価格を意識させずプライスレスに感じさせることも大事、と結んでいます。

物のやり取りは交流や交易の原点で、お金が存在しない時代や文化でも行われて来ました。人々の暮らしの中では、ごく自然な行為の一つと言えるでしょう。高額か安価か考えることが、ギフトを煩わしい物と感じてしまう要因かも知れません。受け取るべきは、相手の慈しみや愛情であることを再確認したいと思います。

m.o.