引き際

ギフトは人と人が慈しみ合い、絆を深める行いです。心を形にして贈るギフトは幸福感や癒しをもたらします。しかし残念ながら思いが伝わらなかったり、負担になってしまうことも現実には起こり得ます。

特にお中元やお歳暮などの儀礼ギフトは、相手との関係性を改めて考えることなく送っているケースもあるのではないでしょうか。贈る側、受け取る側どちらの立場でも、感謝や喜びよりもマイナスの感情を持ってしまうのなら、ギフト本来の意味はなくなります。

お付き合いを終息させたいと思う場合、受け取り手は相手を思いやりながら今後の心遣いを頂かないように手紙を贈るなどの方法を考え、送り手は反応を察し、次回のリストから外すことにすれば良いでしょう。

発送元からいきなり受取拒否の連絡が来るような場合は、残念ながら一切の関わりを持ちたくないという意志表示だと思います。それに気付かず送ってしまった側には、そこに至るまでの関係性の中に、そもそもの配慮や思いやりが足りなかったのかも知れません。

長い人生の中で、全てのお付き合いが永続するわけではありません。互いの気持ちを曇らせることなく、残すものと留めるものを見極めていくことも大切だと思います。

m.o.