落語

落語好きだった父のお正月の楽しみは、近くのホールで開催される新春寄席でした。恒例の行事は家族に受け継がれ、今年は母、姉夫婦と姪と一緒に出掛けることになりました。

前座と曲芸を挟んで、TVでお馴染みの落語家お二人が会場を湧かせます。どこにでもある日常や、時事問題など、何でも笑いに仕立て上げられます。ちょっとだけ自分を重ね合わせたり、身近な誰かを思ってみたりできるのが話術の力なのでしょう。独特の間合いや観客の笑い声など、空気感が心をほっこりと温めてくれるような気がします。

何人ものキャラクターを語り口だけで演じ分ける芸は、他国には類を見ない伝統文化の一つです。ゆったりとした笑いは忙しい毎日の癒し、ひと味ちがった「コト」ギフトにおすすめです。

m.o.