日本男児へ

日本のバレンタインデーは、「女性が意中の男性にチョコレートを贈る日」として定着していますが、これは男性がチョコレートやスイーツを楽しめるようになっでほしいというチョコレート屋さんや百貨店の仕掛けでした。海外では独自の進化を遂げている「Japan’s Sweet Valentine’s」が面白いらしく、ニュース番組で取り上げられることもあるようです。

海外では贈り物は男性から女性にすることが主流です。バレンタインも例外ではなくお花やアクセサリー、シャンパンなどを愛や感謝が綴られたメッセージカードと共に、特別なシチュエーションで贈ります。儀礼ギフトや手土産などの習慣がない分、一つのギフトが持つ意味の大きさが表れます。

バレンタインに限らず、日本のギフトの購買行動の中心は女性です。お中元やお歳暮はご主人様の名前で贈るのがごく普通の事で、先方の奥様が受け取り、開けるのも当たり前の光景です。返礼はやはりご主人様の名前で送られますが、先方でも同じことが想像できます。子供の頃からそのような日常であれば、男性がギフトに疎くなるのも仕方ないと思います。ご家庭だけではなく、ビジネスでも手土産を用意するのは秘書さんや部下の女性です。

人まかせにすることが、儀礼ギフトの衰退に影響しているのかもしれません。男性が積極的に関われば、それだけでギフトの市場が活性化するような気がします。バレンタインはとても良い機会です。嬉しかったら、同じ気持ちを贈ることを考えてみてください。何気なく通り過ぎているお店に、足が止まるようになれば、確実に世界が広がっているということです。

m.o.