北斎さんからのギフト

先日のブログでお薦めした「新北斎展」、メディアでも度々取り上げられています。北斎を始め、近年に改めて注目されている日本の伝統文化、芸術の人気は海外での評価に大きく影響されているようです。

北斎が活躍した頃、描かれるものは日常生活や娯楽、季節や風景など身近な題材で、作品自体も今で言う雑誌やアニメ、そしてSFのような面白さと親しみがあったようです。あまりにも近すぎて気付かなかったアートとしての視点を見出したのが西洋だったのです。

クールジャパンや伝統工芸品の品質を誇る伝統証紙など、国を挙げてのブランド戦略が掲げられています。日本ブランドのクオリティは揺るぎのないものとなっていますが、素晴らしさにアピールとともに、本当に求められているものについても考える時期が来ているのではないでしょうか。

日本の魅力は、北斎が描いたような日常なのだと思います。スクランブル交差点や満員電車、酒樽に書かれた漢字など、外国人のインスタスポットは私達が素通りするところばかりです。そこには特別なおもてなしも仕掛けもないのです。

いろいろと気付かせてくれた展覧会ですが、ブログを見て出向いた友人から嬉しいメッセージをいただきました。「…..またお薦めがあったら教えてね。ギフト研究所より、すてきな情報ギフトをいただきました。ありがとう。」

この言葉は私にとっての何よりにギフト、北斎さんに感謝です。

m.o.