観光地の課題

朝の情報番組で、京都の話題が取り上げられていました。インバウンドで大いに賑わう観光地が日本人客を呼び戻そうとしているそうです。混雑を敬遠して、減少傾向にあることを問題視し、何度行っても飽きないように新たな楽しみ方を紹介したり、宿泊施設のリニューアルなどが行われているそうです。

多くの人が訪れるなら、どこの国の人でも大歓迎のはずなのに何故なのかと思いましたが、どうやら言葉や文化、マナーの違いに受け入れ側が対応しきれていないことにも原因がありそうです。狭い地域に観光客が押し寄せるとどうなるのか、いろいろな問題がメディアで扱われる度に、日本人の足は遠のくのかもしれません。

だいぶ前になりますが、表参道のイルミネーションが始まって数年後、原宿界隈が荒れて中止に追いやられました。想定外の人出の結果でしたが、この反省はきちんと生かされ再開されました。大勢の人が楽しんだ結果、ゴミが出たなら招いた方が片付けるという方針で地域全体が努力し、住民にも理解を得てのことです。日々、すみやかに対処して心地良く過ごせるように整える気持ちは、おもてなしの基本ではないでしょうか。

日本人のマナーの良さも危ういものです。植込みにタバコの空箱を捨てる若者、ファストフードの包みを駅のベンチに置いて電車に乗る親子連れは、人の目などは一切気にしていません。日本人が来る所は、きれいで落ち着いていて、素晴らしいという思い込みはリセットする必要がありそうです。

m.o.