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桜の開花が宣言された春分の日、実家でお茶を飲みながらおしゃべりをしていると、姪がやってきました。誕生日に贈ったペーパークラフト持参です。忙しく手をつけていなかったそうです。

お茶のテーブルで、制作が始まりました。出来上がりの写真でチョイスした物ですが、実物の小さいこと。1/100のスケールですから、身長160センチの人は1.6センチの人型になります。犬、お弁当、ビール瓶などももちろん同じ縮尺です。プラモデルのように1枚のシート状になっているパーツを切り離して、葉書サイズの台紙の上に作っていきます。簡単そうに見えますが、素人はこの細さに苦戦すること必至でしょう。

建築やデザインなどを手掛けている人にとってはお馴染みの作業で、楽しそうに、流れるように手が進みます。ちょっと折るだけで陰影がつき、世界観が出来上がって行きます。贈ったギフトのその先は、お茶のひとときに現れたお花見の風景になりました。

m.o.