ストーリーを添えて

新入生や新社会人が、新元号と共に明るい雰囲気をもたらしてくれています。寒の戻りで桜も長く楽しめています。どこに行っても見頃の桜に出会える、心の和む季節です。

先日、創業110年の染物屋さんの三代目が、お仲間と開催する展示会に行ってきました。木工、革小物、陶器、銀製品、、紙製品、お花など、7人の作家さんたちが、すみだ北斎美術館の一画で作品を紹介しています。

作家さんの思いが込められた作品は、どれも個性のなかに温かみがります。染物屋さんは、長い歴史に基づいた染物の技術に、新しいプリントの技術を加えるなど研究に余念がありません。元女子フィギュアスケート選手のオリンピックの衣装も手掛けた実績もあり、デザイナーからのオリジナルの注文にも応えています。染めとプリントのコラボでできた、きれいな桜モチーフのハンカチは和装ににもぴったりなので、着物好きの姉へのギフトにしようと思います。

良い物を作り続けている人や企業には、伝統や技術を守りながら、常に新しい取り組みを続けるという共通点があります。先日、銀座で立ち寄った京都が本店の金平糖屋さんは、季節をとりいれるのはもちろん、販売する土地柄も新しい味わいを作り出す要素にしているそうです。上品なパッケージは海外へのお土産やビジネスの手土産にも相応しいと思います。

購入した理由やお店の謂れ、道すがら見た満開の桜など、品物と一緒にストーリーを添えれば、ギフトが一歩進んだコミュニケーションになるでしょう。

m.o.